個人リストの購入は違法？

個人リストの購入は違法？

営業活動を行うときに、個人リストが掲載されたものを利用することは効率的です。
販売したい商品やサービスを以前利用した人の名簿があれば、それに基づいて営業活動をすることによって、今までサービスを利用したり商品を購入していない人よりもリピートしてもらえる可能性が高いからです。
ただ個人リストは違法に収集されているものや、名簿に掲載されている人が了承していない可能性もあります。
しかし個人リストを業者から購入することに関しては、違法ではありません。
たとえ個人リストに掲載されている人が、掲載することを了承していなかったとしても、それが購入者にとっては関係ないことだからです。
違法に情報を収集することはいけませんが、それを業者から購入することは法に触れることはありませんから、特に気にする必要もなく購入して構いません。
せっかく購入したのですから、それらを活用して自分のビジネスを成功させるように頑張ることが大切です。

個人情報保護法のもとで違法性が疑われる個人リストの購入には注意

企業にとって新規の顧客を開拓することは並大抵のことではありません。
特に不特定多数の消費者に対して電話や飛び込みなどの従来の方法ではターゲットを絞らずに総当たりのかたちで営業を行うため無駄骨となってしまうことも多く、新規の顧客の開拓といった目的のためにはあまり効果的な方法とは言えません。
そこで多くの企業ではより効果的かつ効率的な新規顧客の開拓を行うために業者より個人リストを購入するケースが多く見られます。
ただし、個人リストを業者から購入する際には個人情報保護法の観点から慎重さが求められます。
個人情報保護法は個人に関する情報を犯罪を目的とした人物から守るためにつくられたものですが、購入先の業者が不当な手段で個人に関する情報を入手したような場合にはその情報を購入した側も違法性を問われることとなります。
そのため、個人リストを業者から購入するにあたっては信頼できる業者であるか否かを確認することが大事です。